カナリア①

出流が気ままに書いていく小説。気まますぎて更新遅いかも。塚、ちゃんと最後まで書けるか不安←

  ※注意※

・リボーンのBとかLとかのお話s((

・2759前提8059だぉ^^///←

・27死ぬぉ^^///((ヲイ。

・80が黒いぉ^^///((((

・十年後設定

・悲恋→happyendの予定。

・なお、これはいつかまとめてうごめもでメモ出すのでそちらもよろでs^p^

以上がおkな人のみ↓



80視点

カナリア

 呆気ない。

 それしか言えなかった。だってそうだろ?いざとなれば力で雲雀を抑えられたツナが手のひらに乗る小さな銃弾に撃たれて死んだ。何もかも残して。




「山本、ここ間違ってるぞ。」

「あぁ、悪ぃ。」

 あの日から獄寺は笑わなくなった。中学の時からそこまで笑うような奴じゃなかったけど、それとは違くて感情そのままが無くなったかのように笑わなくなった。

「今日この後獄寺あいてる?久しぶりに一緒に食事しないか?」

「……。いや。今日はこの書類片付けてから帰るから。」

「…そっか。また、今度な。」

 今度、なんていつやってくるのだろうか。

 あの日から獄寺は仕事量を増やしている。ただパソコンに向かい、ひたすら仕事を片っ端から片付ける。まるで自分を追いつめているみたいだった。当たり前といったら当たり前だ。獄寺はツナを崇拝していたしなにより、獄寺はツナを好きだったんだから。

 中学を卒業してからは俺だけは野球の推薦で決まっていた高校に進み、ツナと獄寺は同じ高校に進んでいった。途中でツナと獄寺は中退してイタリアに移住。正式なボンゴレ十代目の座を手に入れた。その間に俺は夢の甲子園に行って高校卒業と同時に野球を捨てた。そしてツナたちと合流してツナを守る、守護者になったんだ。野球を捨るのはやっぱりさみしかったけどそんなことより二人の近くにいたかったから。

 ボンゴレに入って1年半。その時にはもう二人の関係はうすうす気が付いていた。「十代目」というだけでなく「ツナ」という存在を好きという感情に変わったことぐらい俺だって分かってた。中坊の時から一緒だったんだ。でも俺は気づいていないふりをした。ツナも獄寺もそのことがばれるのは嫌だったみたいだし何より俺が、その事実から目を背いていた。その時気づいたんだ。俺は獄寺のことが好きだったんだってことを。

 微妙な三角関係がしばらく続いた。二人のことは次第に部下たちにまで広まって公式なものに変わりつつあった。その時も俺は獄寺を好きだったが俺があの関係を壊せるわけがないだろ?だから俺は譲ったんだ。自分の感情にふたをして。

 それなのに。それなのに、あの日ツナは死んだ。何もかも残して。獄寺は子供のようにわんわん泣いた。みんな泣いた。だけど、俺だけ泣かなかった。何かの感情が邪魔をして。悲しみというよりも何か、ちがう。…そう。呆気ない。

 さんざん泣いた後、獄寺は笑わなくなった。話すことも少なくなったしどこかへ遊びに行くということもなくなった。ツナの死を、受け止められないんだろう。そんな獄寺を見て俺はひどく悲しいんだ。ツナの死で泣かない俺が獄寺の姿を見るだけで泣けるほど。

そんなある日だった。

「今日夜あいてるか?」

獄寺から誘いがあった。

カナリア①  完



なんじゃいこれは^p^

書いてるこっちも、見ているこっちも恥ずかしくなる話ですなwwしかもなんか無駄に長いし暗いしツナどんまいだし←

27←59←80っぽいけど、2759←80だよ。

題名に特に意味はないです^p^でわ。またかけたら更新しまーす。
2010年 3月 30日  出流