カナリア②

出流が気ままに書いていく小説。気まますぎて更新遅いかも。塚、ちゃんと最後まで書けるか不安←

  ※注意※

・リボーンのBとかLとかのお話s((

・2759前提8059だぉ^^///←

・27死ぬぉ^^///((ヲイ。

・80が黒いぉ^^///((((

・十年後設定

・悲恋→happyendの予定。

・なお、これはいつかまとめてうごめもでメモ出すのでそちらもよろでs^p^

以上がおkな人のみ↓




80視点

カナリア

仕事を早めに切り上げて獄寺が待つ車に向かう。

獄寺と、一緒にどこかに行くなんて何年振りだろうか。ツナがいたころはよく3人で飲みに行ったり遊びに行ったりした。だがツナが死んでからはそんなこと全くなくなった。ボンゴレ内の忘年会でも獄寺は参加しなかったからだ。

「よぉ。遅れて悪ぃな。」

「…別に。平気だ。」

ほら行くぞ、と獄寺はベルトに腕を回す。俺も苦笑してベルトに腕を回した。

 獄寺が案内したのはおしゃれな喫茶店だった。深夜、ということがあるのか店には客がいなかった。

「とりあえずビールでいいか?」

「あぁ。」

それからつまみを少々頼んで俺は獄寺と向き合って

「で?なんのようなんだ?獄寺から誘ってくれるなんて珍しいじゃん。」

とわざと明るく獄寺に言うと獄寺はうつむいていた顔をあげて少し困ったような顔をしてから

「悪いかよ…。」

とだけ言って酒を一気に飲み干した。




「おーい。獄寺ぁ?」

「んー…。」

あれからしばらくたわいのない言葉を交わしながら過ごしていた。獄寺の酒のペースが速く正直驚いたけどなんとなく俺は付き合っていた。閉店30分前になって獄寺が完全に居眠りモードに入っちまうから俺はひたすら獄寺の体をゆすって何とか起こそうとしたが起きる気配なし。正直かんべんしてくれよ。しかし、俺はともかく獄寺は酒が強い。その獄寺がこんな酔ってしまうなんて。何かあったのだろうか。

「…が……だ。」

「え?何、獄寺。」

不意に獄寺が何かをつぶやいた。テーブルに顔を突っ伏したままだったから俺にははっきりと聞こえなかった。しかし次の獄寺の発言に俺は動けなくなってしまった。

「俺が…十代目を殺したんだ。」

「………は?」

何を、言っているのか分からなかった。思考がすべて働かなくなり俺はただ獄寺を見つめていた。一方獄寺の方は俺にかまわず顔をあげず話し始めた。

「…だって…だってそうだろ?俺が十代目が一人で敵のアジトに向かうのをもっとしっかり止めていれば…あんな…あんな事にならなかっただろ?今でもさ、後悔ばっか…つか,後悔しか残ってないんだよ。あの時ああいう方にしてれば十代目は助かったかと思うと。俺…もう駄目だ。……死にてぇ。」

最後の言葉が、ひどく俺の耳に響く。どくどくと心臓の音が聞こえる。不意に俺までが泣きそうになったのを隠すため俺は獄寺を立たせようと腕をつかんだ。…またやせたと思う。もともと肉つきがいい方ではない獄寺だったがやせたと思う。そのことにまた胸を締められて歯を食いしばる。そして俺は静かにタクシーを呼んだ。

 

 獄寺の家のマンションの前に着くと獄寺は静かに俺の肩を押して「今日は悪かった…。」とだけ呟いて部屋に戻ろうとした。

「死ぬなよ!」

気づけば叫んでいた。

「勝手に死んだら、俺、ゆるさねぇから。それにそんなことしたってツナも喜ばないと思うぜ!だから…死ぬなよ!?」

一瞬だけ獄寺が泣きそうな顔をしてからすぐくしゃりと笑い

「誰が死ぬかよ。バーカ。」

とだけ言ってマンションの中に消えた。

それから数日後。獄寺が倒れた。

カナリア②  完



もう意味わかんねー。

なんかなかなかくっつかないよね。今回以上に短い^p^

気ままに更新しまーす。

4月 3日 出流